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クリニック向け自動精算機の価格は?15社の費用相場を比較!

クリニック向け自動精算機の価格は?

クリニック向けの自動精算機っていくら?

クリニック向けの自動精算機ってどう選べば良い?

選び方のポイントってあるの?

このようにお悩みではないでしょうか。

今回の記事では、クリニック向け自動精算機でおすすめのサービスについて解説します。

これから自動精算機の導入をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

自動精算機とは?

ここからは自動精算機について解説します。

自動精算機の基本的な仕組み

自動精算機の基本的な仕組みは、医療機関の診療システムと連携し、診察や検査、処方にかかる費用を自動的に計算し、患者に表示するものです。

患者は診察後、受付票や診察券を精算機に読み込ませることで、料金が自動で表示され、現金やキャッシュレス決済で支払うことができます。支払いが完了すると、領収書や診療明細書、必要に応じて次回の診察予約票などが自動で発行されます。これにより、受付スタッフが会計処理にかける時間を削減でき、業務の効率化が図れます。

さらに、精算機は複数人が同時に利用可能なため、混雑時にもスムーズな対応が可能になります。最近では多言語対応や音声案内機能を備えた機種も増えており、外国人患者や高齢者にも使いやすい工夫が進んでいます。

セキュリティ面でも高い信頼性が求められており、個人情報保護にも配慮されています。

病院・クリニックで導入が進む背景

病院やクリニックで自動精算機の導入が進んでいる背景には、いくつかの社会的・業務的な要因があります。第一に、人手不足や医療従事者の業務負担の軽減という課題があります。会計業務にかかる人員を削減し、スタッフがより専門的な業務に集中できる環境を整えることが重要視されています。

第二に、患者側のニーズとして、待ち時間の短縮や非接触での支払いを求める声が高まっています。特に新型コロナウイルス感染症の拡大以降、対面での接触機会を減らす取り組みが求められる中で、自動精算機は感染リスクを低減する手段として注目を集めました。

また、患者数の増加に対応するためにも、スムーズな会計フローの確立が急務となっています。さらに、高齢者や外国人患者の増加に伴い、多様な決済手段や多言語対応など、利便性の高い設備の整備が求められています。

こうした背景のもと、多くの医療機関が自動精算機の導入を進めています。

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クリニックに自動精算機を導入する際の費用の内訳

ここからは、クリニックに自動精算機を導入する際の費用の内訳について解説します。

本体価格(ハードウェア代)

自動精算機の本体価格は、機種や機能のグレードによって大きく異なりますが、おおよそ100万円〜300万円が一般的です。タッチパネル式のモニター、レシート・領収書プリンター、キャッシュ収納・釣銭装置、クレジットカード・電子マネーリーダーなど、必要な機能が組み込まれた一体型端末が主流です。

また、紙幣や硬貨の処理能力や収納容量により、価格が上下します。高性能モデルでは複数人同時対応や多言語対応、セキュリティ強化機能が搭載されていることもあり、費用は高くなります。

リース契約も可能で、その場合は月額数万円の費用として計上されることになります。導入コストを抑えるために、最低限の機能に絞ったコンパクトモデルを選ぶクリニックも増えています。クリニックの規模や患者数、会計処理のスピード要求に応じて、最適な機種を選定することが大切です。

ソフトウェア・ライセンス費用

自動精算機を稼働させるためには、医療機関の診療報酬システムやレセプトソフトと連携する専用ソフトウェアが必要です。このソフトウェアには通常、初期導入費と年間ライセンス料が発生します。初期費用としては数十万円程度が相場で、具体的には20万円〜50万円程度です。

ソフトウェアはメーカーやシステムベンダーによって提供されるもので、診療内容のデータと連動して正確に金額を計算し、精算機に表示する役割を果たします。

また、各種決済サービス(クレジット・電子マネー・QRコードなど)を利用するためのソフトウェア連携にも、別途ライセンス費がかかる場合があります。さらに、これらのソフトウェアは定期的なアップデートや保守対応が必要なため、年間契約で保守ライセンス料を支払うケースが一般的です。

システム更新や法令改正への対応も含まれるため、継続的なコストとして予算に含めておく必要があります。

設置・初期設定・研修費用

自動精算機の導入にあたっては、ハードウェアの設置だけでなく、各種設定や操作方法の研修など、初期対応費用も重要です。設置費用には、搬入・組み立て、電源・ネットワーク環境への接続、電子カルテや会計システムとの連携設定などが含まれ、相場としては10万円〜30万円程度が一般的です。

これに加え、スタッフ向けの操作研修やトラブル時の対応方法についてのレクチャーも行われます。

導入直後は、スタッフが新しい機器に慣れるまでのサポートが不可欠であり、導入業者によっては数日間の立ち合いや遠隔サポートを提供することもあります。また、現場のレイアウトに応じた設置工事が必要な場合、電源の増設や什器の移動、床面補強などの追加費用が発生することもあります。

これらの初期費用は、導入時に一括で支払うことが多く、導入全体の費用計画の中で見落とされがちなので注意が必要です。

保守・メンテナンス費(年間費用)

自動精算機は精密機器であり、長期的に安定稼働させるためには、定期的な保守・メンテナンスが必要です。年間の保守契約費用としては、一般的に10万円〜30万円程度が相場です。この費用には、機器の定期点検、清掃、部品交換、不具合対応、電話や遠隔サポートなどが含まれます。

また、ハードウェアだけでなく、ソフトウェアのバージョンアップや法改正に伴う設定変更、セキュリティ対策のアップデートなどもサポート対象となる場合があります。

特に医療機関では、機器のトラブルが診療フロー全体に影響を及ぼすため、迅速な対応が求められます。保守契約には「オンサイト(現場対応)」と「リモート(遠隔対応)」があり、対応内容によって金額が異なります。

また、24時間365日対応のプレミアムサポートをオプションで選べる場合もあります。予算と必要な対応レベルを考慮して契約することが重要です。

クラウド利用料・通信費などの月額費用

自動精算機は近年、クラウド型のサービスと連携することが一般的となっており、月額のクラウド利用料や通信費も必要です。

クラウド利用料には、患者データや会計情報の安全な管理、遠隔での機器状態の監視、レポートの自動出力など、さまざまな機能が含まれており、月額5,000円〜15,000円が平均的な相場です。

通信費は、インターネット回線や専用ネットワークの利用に関わるもので、既存の回線を利用できる場合は大きな追加費用は発生しませんが、専用回線を新たに契約する場合は月額数千円〜1万円程度がかかることもあります。

さらに、決済システム(クレジット・電子マネー・QR決済など)を利用する場合は、それぞれの決済代行会社との契約に基づく利用料や決済手数料が発生します。これらは売上の数%であることが多く、ランニングコストとして継続的に発生します。全体として、月額コストも導入検討時にしっかり試算することが重要です。

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自動精算機の価格相場一覧|クリニック向け主要15社を比較

ここからは、自動精算機の価格相場一覧クリニック向け主要15社の比較について解説します。

スマレジ【人気No.1!】

スマレジ

スマレジは、iPadを活用したクラウド型POSレジのパイオニア的存在で、医療業界でも注目されています。クリニック向けには「スマレジ・POS for Medical」が提供されており、受付や会計業務の効率化に貢献します。スマレジの最大の魅力は、導入コストの安さと高い拡張性です。クラウド型のため、データはリアルタイムで反映され、複数拠点の管理にも適しています。

外部の電子カルテやレセコンと連携可能で、医療機関向けのカスタマイズにも対応。小規模なクリニックでも手軽に導入でき、サポート体制も充実しています。また、クレジットカード・QRコード決済など多彩な支払い方法に対応しており、患者の利便性も高まります。価格帯は35万円〜182万円程度と比較的リーズナブルで、補助金活用のサポートもあります。

価格・プラン
100万円〜150万円

【クリニックキオスク】

クリニックキオスクとは?
https://apostro.co.jp/kiosk/

クリニックキオスクは、医療機関に特化した自動精算機ブランドで、1600件以上の導入実績を持ちます。特徴は、電子カルテ・レセコンとの高い連携性と、受付・精算・領収書発行などを一台で完結できる点にあります。

製品は省スペース設計で、奥行きわずか30cmの筐体もあり、設置場所に制約のある小規模クリニックでも導入可能です。また、フルセルフ・セミセルフの両運用に対応しており、業務スタイルに合わせて柔軟に選べます。

お薬引換券の出力や多言語表示機能なども備えており、患者対応力が高いのも魅力。導入時にはワークフローの見直しから運用まで丁寧なサポートが提供されます。

価格は200〜300万円前後と中価格帯ですが、充実した機能と手厚いサポートを考えると、費用対効果は非常に高いと評価されています。

価格・プラン
200万円〜

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【ClinicPOS】

Clinic POS
出典:https://apostro.co.jp/pos/

ClinicPOSは、医療業界向けに特化したPOSレジシステムで、自動精算機との統合に強みがあります。ClinicPOSの特徴は、受付・会計・予約・電子カルテとのデータ連携がワンストップで可能なことです。

多機能ながらも直感的な操作性を持ち、スタッフ・患者双方にとって使いやすい設計となっています。精算機能においては、現金だけでなくキャッシュレス決済やオンライン決済にも対応しており、時代に即した会計環境を整えることができます。

クラウドベースのシステムのため、アップデートやデータ管理も容易で、ITリテラシーが高くない施設でも安心して使えるのが利点です。

価格は機能構成や導入規模により変動するため、要問い合わせとなっていますが、柔軟な構成が可能なため、コスト調整もしやすい製品です。

価格・プラン
200万円〜

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【CASHIER POS】

CASHIER POS 券売機
出典:https://cashier-pos.com

CASHIER POSは、業界最安水準での導入を可能とする自動精算機・POSシステムを提供しており、価格重視のクリニックに非常に人気です。80〜120万円前後で導入できるモデルもあり、費用を抑えてキャッシュレス化を実現したい医療機関に適しています。

セミセルフとフルセルフの両方に対応しており、基本的な精算機能(現金・クレジット・電子マネー)を完備。コンパクトな筐体で設置スペースを選ばず、シンプルな操作画面は高齢者にもわかりやすい設計です。

ただし、電子カルテやレセコンとの高度な連携機能は限定的なため、システム統合を重視する場合にはやや物足りない面もあります。IT導入補助金に対応しており、導入コストの一部を補助金でまかなえる点も強みです。

価格・プラン
100万円〜

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【TERAOKA(寺岡精工)】

TERAOKA 寺岡 券売機
参考:https://www.teraokaseiko.com/jp/products/category/137/150/

TERAOKA(寺岡精工)は、計量・計測機器で培った技術を応用し、先進的な自動精算機を開発しています。クリニック向けには「HappySelf」シリーズがあり、セミセルフ、フルセルフ、レジ一体型など豊富なラインアップが特徴です。

決済方法も非常に充実しており、現金・クレジット・電子マネー・QRコードに対応。独自のクラウド型決済プラットフォーム「Payoss」により、トランザクション管理や売上分析も一括で可能になります。

レセコン・電子カルテとの連携にも柔軟に対応しており、中〜大規模クリニックにおすすめ。ハードウェア・ソフトウェアともに日本製で信頼性が高く、アフターサポートも評価されています。価格は200万円〜とやや高めですが、機能と安定性の両面で高い満足度を得られる製品です。

価格・プラン
要お問い合わせ

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【オムロン ヘルスケア】

オムロン ヘルスケアの自動受付精算機は、クリニックでの非接触対応を重視した設計が特徴です。特に注目されているのは「空中入力パネル」の搭載で、タッチパネルに触れることなく操作できる仕組みを採用。

感染症対策の観点から高く評価されています。筐体は卓上型で省スペースに優れており、小規模クリニックや受付スペースに限りがある施設に適しています。現金・クレジットに加え、バーコード・QRコード決済にも対応。

レセコン・電子カルテとの連携機能も用意されています。紙幣や硬貨の取り扱いもスムーズで、患者が操作しやすいUI設計がなされています。価格は要見積もりですが、機能性と設置性のバランスが取れていることから、多くの医療機関での導入実績があります。

価格・プラン
要お問い合わせ

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【日立メディカル】

https://www.hitachi-ch.co.jp/news/2020/202003-001.html

日立メディカルは、先進的な医療機器やITソリューションを提供する企業で、「セルフォート」という自動受付精算機を展開しています。大画面15インチのタッチパネルを搭載し、視認性と操作性を両立。

診察券のバーコードをかざすだけで受付・会計ができる簡便性が好評です。特に注目すべきは、現金とカードを一括で投入できる機能や、釣銭セットの手間を省いた設計で、スタッフの負担も軽減されます。

医療用のレセコンや電子カルテとの連携もスムーズで、日立グループならではの安定性とサポート力が魅力。紙幣・硬貨・カード・電子決済すべてに対応しており、幅広い決済ニーズをカバーできます。価格は要見積もりですが、安心感を重視するクリニックにとって信頼できる選択肢です。

価格・プラン
要お問い合わせ

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【富士フロンテック】

https://www.fujitsu.com/jp/group/frontech/solutions/industry/retail/pos/teampossp-m50/

富士フロンテックは、現金処理機器に定評のある企業で、医療機関向けには高精度・高信頼性の自動精算機を提供しています。特に通貨処理の正確さと高速処理能力に優れており、混雑時の会計処理もストレスなく対応可能です。。

キャッシュレス決済(クレジット・電子マネー・QR決済)にも対応し、幅広いニーズに応じた構成が可能です。設置スペースや運用形態に応じて、スタンド型や卓上型など複数モデルを用意しています。

セキュリティ対策も万全で、偽造紙幣の検出やアクセス制限機能も搭載しています。レセコン連携などのカスタマイズにも対応しているのも良い点です。もし、クリニック向けで自動精算機の導入を検討しているのであれば、ぜひ考慮してみましょう。

価格・プラン
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グローリー

https://www.glory.co.jp/product/byouin_solution/

グローリーは、日本を代表する通貨処理機メーカーで、医療機関向けにも多機能な自動精算機を提供しています。代表機種「FHP-S11」などは、現金・クレジット・電子マネー・QRコードといった多様な決済手段に対応し、患者の会計待ち時間を大幅に短縮できます。

機器の操作性も高く、直感的なタッチパネルと分かりやすい表示で、高齢の患者にも安心です。また、診療情報提供書や領収書の発行などにも対応し、受付業務の負担軽減にも寄与します。

全国に100以上のサービス拠点を持つため、導入後のサポート体制が万全で、トラブル時にも迅速に対応可能です。

価格帯はおおよそ200〜400万円と中〜高価格帯に位置しますが、信頼性・拡張性・サポート力を総合的に評価すると、非常にコストパフォーマンスが高いとされています。

価格・プラン
200万円〜

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【TEC(東芝テック)】

東芝テックは、POSシステムや業務用機器において長年の実績を持つ老舗企業で、クリニック向けには「WILLPOS-Self」シリーズなどの自動精算機を展開しています。

特に、フルセルフやセミセルフなど運用スタイルに応じた柔軟な製品展開が可能で、現金やキャッシュレス決済はもちろん、複数の診療科を持つ医院での複雑な精算処理にも対応できる設計が魅力です。

また、東芝グループが持つ堅牢なITインフラを活かし、他の医療機器や電子カルテ・レセコンとの連携もスムーズです。デザインはシンプルながら高級感があり、クリニックの雰囲気を損なわずに設置可能です。

導入費用は200万円台からですが、構成内容やカスタマイズにより変動します。保守契約も充実しており、長期的な運用にも安心感があります。

価格・プラン
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【メディコム(PHC)】

https://www.phchd.com/jp/medicom/park/idea/ph-management-automatic-adjustmentmachine

PHCメディコムは、長年にわたり医療機関向けの電子カルテや医事コンピュータの開発・提供を行っており、その信頼性から多くの医療機関で採用されています。

自動精算機においても、同社の医事システムとシームレスに連携する製品が展開されており、精算データの整合性や処理速度において優れたパフォーマンスを発揮します。

PHCの精算機は、現金・クレジット・電子マネーといった主要決済手段を標準装備し、患者の支払い方法に柔軟に対応。画面UIも医療現場に配慮したシンプル設計で、待合室の混雑緩和にもつながります。

導入費用は250万円〜350万円程度で、システム一体型のため他社製システムを使っている場合は調整が必要ですが、既にメディコム製品を使用しているクリニックには最適な選択肢です。

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【カシオ計算機】

カシオ計算機は、POSレジや業務用情報端末で豊富な実績を持つ企業で、自動精算機分野でもクリニック向けの実用的なモデルを展開しています。コンパクトかつ堅牢な設計の「V-Rシリーズ」などは、スペースが限られる医療施設にも最適です。

特に中小規模のクリニックに人気があり、シンプルな機能構成と直感的な操作画面により、スタッフも患者も迷わず使用できます。現金決済を基本に、オプションでクレジットカードやQRコード決済にも対応可能。

また、POSと精算機能を統合したシステムで、受付から会計までの一連の流れを効率化できます。カシオの強みはリーズナブルな価格設定にあり、100〜200万円台で導入可能。サポート体制も全国規模で整っており、コストパフォーマンスを重視するクリニックにとって有力な選択肢です。

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【Acuros(アクロス)】

Acuros(アクロス)は、クリニック向けに特化した自動精算機メーカーで、特にレセコン・電子カルテとの連携性能に優れています。Acuros Selfは、直感的な操作パネルと見やすいディスプレイを備え、患者が迷うことなくスムーズに会計処理を完了できるよう設計されています。

また、紙幣・硬貨の自動識別や、レシート・診療明細の即時発行など、クリニック業務を簡素化する多機能を搭載。自社開発の連携モジュールにより、他社製の電子カルテとの連携も可能で、導入の自由度が高いのも魅力です。

さらに、導入から保守までワンストップで提供しているため、システムトラブル時の対応も迅速です。価格帯はおおよそ200万円〜350万円で、カスタマイズ内容によって変動します。業務効率を最大化したい医療機関に適したソリューションです。

価格・プラン
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【OKI(沖電気)】

https://www.oki.com/jp/mechatro/products/cash/cr30.html

OKI(沖電気)は、ATMや公共インフラの構築で培った高信頼の技術を背景に、医療業界向けにも自動精算ソリューションを提供しています。同社の自動精算機は、現金処理精度の高さとセキュリティ面に優れており、不正やエラーのリスクを最小限に抑える設計となっています。

また、全国に約180の拠点と1,200人超のカスタマーエンジニアを擁しており、設置後の保守体制は業界トップクラス。製品は電子カルテ・レセコンとの柔軟な連携が可能で、会計データの正確性も確保されます。

加えて、OKIはクラウド技術にも力を入れており、売上情報や利用履歴をクラウド上で一元管理する機能も備えています。価格は250〜400万円前後とやや高めですが、高度なセキュリティとサポートを求める医療機関には最適です。

価格・プラン
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自動精算機の価格帯別でおすすめの自動精算機は?

ここからは自動精算機の価格帯別でおすすめの自動精算機について解説します。

価格100万円未満|レセコン未連携のCASHIERがおすすめ

https://cashier-pos.com/pos/selfregister/

価格を抑えて自動精算機を導入したいクリニックには「CASHIER POS」がおすすめです。CASHIERは、業界最安水準の80万円前後から導入可能で、現金・クレジット・QRコード決済などの基本的な機能をしっかり備えています。

シンプルな筐体と直感的な操作画面は、患者にとっても分かりやすく、初めてセルフ精算機を使う人にも安心です。小規模なクリニックや、まだレセコンと連携していない医療機関でも、CASHIERなら受付・会計の負担軽減が可能。

レセコンとの連携はできませんが、受付業務と会計業務を分離する第一歩として十分に機能します。また、IT導入補助金の対象にもなっており、補助金を活用すればより安価に導入できます。価格重視・シンプル運用を目指すクリニックに最適な選択肢です。

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【価格100万円〜199万円|レセコン連携可能なスマレジがおすすめ】

スマレジ

100〜199万円の価格帯では、レセコン連携が可能な「スマレジ for Medical」がコストパフォーマンスに優れ、非常におすすめです。スマレジはiPadを活用したクラウド型POSレジシステムで、クリニック向けには受付・会計・精算業務を効率化する医療用機能が組み込まれています。

大きな特徴は、低コストながら電子カルテや医事会計ソフト(レセコン)との連携が可能で、診療データと会計情報を一元管理できる点です。患者の待ち時間を短縮し、受付スタッフの業務負荷も軽減されるため、少人数体制の医療機関に最適。

スマレジはクラウド管理により遠隔でもデータ確認ができ、複数拠点展開の医療法人にも対応。機能面・価格面のバランスが良く、幅広いクリニックに支持されている人気製品です。

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【価格200万円〜|クリニック特化型のクリニックキオスクがおすすめ】

クリニックキオスクとは?
https://apostro.co.jp/kiosk/

200万円以上の価格帯では、医療機関専用に設計された「クリニックキオスク」が最もおすすめです。クリニックキオスクは、電子カルテ・レセコンと高精度に連携し、受付から精算、領収書発行、明細書出力までワンストップで対応できるフルスペックの自動精算機です。

特に省スペース設計に優れており、奥行き30cm以下のスリム型モデルもあるため、設置場所に制約のあるクリニックでも導入が可能です。患者目線に立った操作設計で、高齢者でも簡単に使えるタッチパネルを採用し、多言語対応やお薬引換券の発行にも対応。

全国1,600件以上の医療機関に導入された実績もあり、サポート体制も万全です。診療報酬の正確な取り扱いや、業務効率の最大化を目指すクリニックには、まさに最適な選択肢です。

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導入前に確認しておきたいポイントと注意点

ここからは導入前に確認しておきたいポイントについて解説します。

電子カルテやレセプトソフトとの連携可否

自動精算機を導入する際に最も重要な確認事項のひとつが、現在使用している電子カルテやレセプトソフト(医事会計システム)との連携可否です。連携ができない場合、診療後の会計データを自動精算機に手動で入力する必要があり、業務効率がかえって悪化する可能性があります。

特に、リアルタイムで患者の診療内容や請求情報が自動精算機に反映される仕組みがあると、精算ミスの防止や受付スタッフの負担軽減につながります。

導入予定の自動精算機が自院のシステムと連携可能か、または連携に追加費用や別途カスタマイズが必要かどうか、事前にベンダーへしっかり確認しておきましょう。連携実績のあるソフトウェア名を提示してもらうと安心です。

【スペース・電源・設置環境の条件】

自動精算機はサイズや設置条件が製品ごとに異なるため、導入前にクリニック内のスペースや電源、配線状況を確認することが重要です。例えば、スリム型で奥行き30cm未満のタイプもありますが、標準型では70cm以上の奥行きや広いスペースが必要になることもあります。

さらに、電源は100Vの通常コンセントで足りる機種もあれば、専用の電源工事が必要なケースもあります。また、患者の動線や導線上での設置も考慮する必要があります。

待合室が混雑しやすい場合、設置位置によっては動線を妨げ、かえって混乱を招く恐れもあります。導入前には、業者に現地を確認してもらい、設置レイアウト図を用いて安全かつ効率的な導線を確保することが大切です。

【トラブル時の保守対応とサポート体制】

精算機は日常業務で頻繁に使われるため、トラブル発生時に迅速な対応が可能かどうかは、導入前に必ず確認すべきポイントです。機械が停止すると会計業務がストップし、患者対応や受付業務に大きな支障を来すため、保守体制の充実度が導入判断に大きく影響します。

保守契約には、オンサイト(現場対応)型とリモート対応型があり、どちらに対応しているか、また対応時間(平日のみ、土日祝日対応、24時間対応など)をチェックしましょう。

また、部品の在庫状況や、交換・修理までにかかる時間も確認しておくと安心です。導入実績の多いメーカーは、全国にサービス拠点を持ち、万一の際にもスピーディーな対応が可能な場合が多いです。

【高齢者患者でも使いやすいか】

クリニックでは高齢者の患者が多いため、自動精算機の操作性が分かりやすく、年配の方でも安心して利用できるかは大きな判断材料となります。タッチパネルの文字サイズが大きく見やすいか、案内音声や多言語表示に対応しているかなどを確認しましょう。

機種によっては、操作手順が複雑だったり、決済時のエラーが起きやすい構造になっていることもあります。また、画面の色使いや明るさ、ボタンの配置が直感的かどうかも、高齢者にとっての使いやすさを左右します。

導入前にデモ機を試用し、実際に患者に操作してもらうなどしてフィードバックを得るのも有効です。「かんたん会計」などの名称が付いた高齢者対応モデルもあるため、製品選定時には積極的に比較検討しましょう。

【セキュリティと個人情報保護が充実しているか】

自動精算機は患者の名前や診療内容、保険情報、支払い情報などの個人情報を扱うため、情報セキュリティ対策が万全であるかどうかは非常に重要です。

例えば、機械に不正アクセスができない設計になっているか、データの暗号化処理が施されているか、内部ログの管理が可能かといった観点で確認が必要です。また、クラウド連携型の精算機では、通信内容の暗号化(SSL/TLS対応)やデータセンターのセキュリティも要チェックです。

さらに、紙で出力される領収書や明細書にも個人情報が含まれるため、用紙の廃棄方法やログ管理体制についても配慮が求められます。メーカー側がプライバシーマークやISMSなどの情報セキュリティ認証を取得しているかも、信頼性を測る基準の一つです。

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クリニックの自動精算機のコストを抑える方法は?

ここからは、クリニックの自動精算機のコストを抑える方法について解説します。

リースを利用する

クリニックにおいて自動精算機を導入する際、大きな初期投資がネックになることがあります。そうしたコスト負担を軽減する方法として有効なのが「リースの利用」です。

リースとは、一定期間、毎月決まったリース料を支払うことで機器を使用できる契約方式で、購入と比べて初期費用が大幅に抑えられます。特に、開業間もないクリニックや資金繰りに余裕がないケースでは、キャッシュフローを安定させるという面でも大きなメリットがあります。

また、リースには保守やメンテナンスが含まれている場合も多く、機器の故障対応や更新時の負担も軽減されます。さらに、最新の機種に定期的に入れ替えることもできるため、業務効率や患者満足度の向上も期待できます。

リース契約の内容は提供会社によって異なるため、契約期間・費用・サービス内容をよく比較して、自院の規模や運用方針に合ったプランを選ぶことが重要です。

格安プランが用意されているメーカーを利用する

自動精算機の導入コストを抑えるもう一つの方法は、「格安プランを提供しているメーカーを選ぶ」ことです。近年、クリニック向けのニーズが高まっていることもあり、各メーカーが競争力のある価格で機器やサービスを提供するようになっています。

一部のメーカーでは、必要最低限の機能に絞ったシンプルなモデルや、月額数万円から利用可能なサブスクリプション型のプランも登場しています。特に患者数が限られる小規模クリニックでは、高機能な機種よりも、基本的な精算業務がしっかり行える低価格モデルが十分に役立ちます。

導入時には、ハードウェアの費用だけでなく、設置工事費やソフトウェア更新費、サポート料金などのトータルコストも忘れずにチェックしましょう。複数メーカーの見積もりを比較し、必要な機能とコストのバランスが取れた製品を選ぶことが、無理のない投資につながります。

補助金を利用する

自動精算機の導入にあたっては、国や自治体が提供する「補助金制度」を活用することで、大幅なコスト削減が可能になります。特に中小企業支援策の一環として、クリニックなどの医療機関が対象となるIT導入補助金や業務効率化補助金などが用意されています。

これらの制度では、導入費用の3分の1〜最大で2分の1程度が補助されるケースもあり、対象となる機器やベンダーを事前に確認しておけば、予算の負担を大幅に軽減できます。

申請には事前準備が必要で、導入目的や業務改善の効果を説明する計画書の提出、スケジュール管理、審査結果の待機など一定の手続きが求められますが、専門の行政書士や補助金申請サポート業者に依頼することでスムーズに進めることが可能です。

また、年度や地域によって補助内容が異なるため、常に最新情報をチェックし、タイミングを見計らって申請することが成功のカギとなります。

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クリニックの自動精算機で利用できる補助金は?

ここからは、クリニックの自動精算機で利用できる補助金について解説します。

IT導入補助金

IT導入補助金
https://it-shien.smrj.go.jp

IT導入補助金は、経済産業省が主導する中小企業支援策で、クリニックにおいても自動精算機の導入に活用可能です。この補助金は、業務の効率化や生産性向上を目的とするITツールの導入を支援するもので、対象経費の1/2〜3/4が補助される場合があります。

特に「デジタル化基盤導入類型」は、ハードウェア(自動精算機など)も対象となるため、医療機関にとって非常に有利です。申請には、IT導入支援事業者として登録されたベンダーを通じて行う必要があり、補助金交付決定前の契約・支払いは対象外です。

電子カルテや会計ソフトとの連携ができる精算機を選ぶことで、院内業務全体のDX化が進みます。申請には事業計画書や財務諸表などの書類が必要で、採択率を高めるには導入効果を明確に説明することが重要です。

ものづくり補助金

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、中小企業の革新的なサービスや製品開発、設備投資を支援する制度で、クリニックが自動精算機を導入する際も該当する可能性があります。特に、業務効率やサービス向上につながる技術的・設備的な投資が認められる場合、補助対象となります。

補助率は中小企業で1/2、小規模事業者で2/3、補助額は最大で1,250万円(類型により異なる)です。自動精算機が受付業務の効率化、患者満足度向上、人的ミス削減などに貢献する点を強調することで、申請の説得力が増します。

ただし、他の補助金と比較して技術革新性が重視されるため、「なぜ今この設備が必要なのか」「導入によりどのような革新がもたらされるのか」といった視点が重要です。専門家の支援を受けて計画を練ることが成功の鍵です。

 業務改善助成金

業務改善助成金

業務改善助成金は、厚生労働省が提供する制度で、事業場内の最低賃金引き上げとともに、業務改善に資する設備投資に対して助成されます。クリニックでは、人件費削減や業務効率化を目的に自動精算機を導入するケースが対象となり得ます。

助成額は投資額に応じて最大600万円(従業員数により異なる)で、補助率は3/4または4/5です。特徴的なのは、最低賃金を一定額以上引き上げることが前提条件となっており、それに伴い業務改善として機器を導入するという流れです。人手不足対策やスタッフの負担軽減が狙いの導入であれば、非常にマッチします。

申請には、就業規則や賃金台帳の提示が求められるほか、助成金支給後の効果報告義務もあります。経営改善と人材定着を同時に進める制度として、活用価値は高いです。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金
https://s23.jizokukahojokin.info

小規模事業者持続化補助金は、日本商工会議所などが実施している制度で、商業・サービス業(医療含む)で常時使用する従業員が5人以下のクリニックが対象になります。

補助額は最大250万円(通常枠は50万円〜)、補助率は2/3で、販路開拓や業務効率化に資する取組が対象です。自動精算機の導入は、業務の効率化およびサービス向上(患者の待ち時間削減や利便性向上)という観点から、補助対象になる可能性があります。

ポイントは「販路開拓」との結びつきをどのように説明するかであり、例えば「業務効率化により浮いた人手で地域医療連携を強化する」といったストーリーが有効です。申請には、商工会議所の支援を受けながら事業計画を策定する必要があります。比較的申請ハードルが低く、小規模クリニックには適した制度です。

中小企業省力化投資補助金

小規模事業者持続化補助金
https://s23.jizokukahojokin.info

中小企業省力化投資補助金は、2024年度から新設された経済産業省の制度で、労働生産性向上を目的に省力化機器の導入を支援します。クリニックでの自動精算機導入は、人的業務の削減による効率化や省人化が期待でき、制度の目的に合致します。

補助対象は事前に登録された「カタログ」に掲載された機器で、補助率は1/2〜2/3、上限は設備1台あたり数百万円規模です。この制度の大きな特徴は、手続きが比較的簡易で、対象機器があらかじめ定められている点です。導入したい自動精算機が補助金カタログに登録されているか確認することが第一歩です。

また、申請には「機器導入によりどの程度の省力化が実現するか」という定量的な効果説明が求められます。人手不足が深刻なクリニック経営にとって、現実的で即効性のある補助金制度です。

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クリニックに自動精算機を導入するメリット

ここからは、クリニックに自動精算機を導入するメリットについて解説します。

受付・会計業務の効率化ができる

クリニックに自動精算機を導入する最大のメリットの一つが、受付・会計業務の効率化です。従来は受付スタッフが一人ひとりの患者対応を行い、診療後に手動で金額を確認し、現金やカードの受け渡し、領収書の発行などを行っていました。

しかし自動精算機を導入すれば、診療費の自動計算・決済・領収書発行などの一連の作業を患者自身が簡単に行えるようになります。これにより、スタッフの作業量が大幅に減少し、受付の混雑も緩和されます。

また、電子カルテやレセコンとの連携により、業務全体がシームレスに進行し、ヒューマンエラーも防止できます。結果として、スタッフはより専門的な業務や患者対応に集中でき、全体のサービス品質向上にもつながります。限られた人員でスムーズな運営を目指すクリニックには、非常に効果的な設備です。

患者の待ち時間短縮ができる

自動精算機の導入により、患者の待ち時間を短縮できることも大きなメリットです。会計処理は通常、診療後に行われるため、患者が受付に集中し、ピーク時には長い行列が発生しがちです。

しかし、自動精算機を使用すれば、複数人が同時に精算を行える上、会計の流れが簡素化されることで一人当たりの処理時間が短縮されます。また、診療データが即時に反映され、患者が呼び出され次第すぐに会計に進める設計も可能です。

このため、診療から精算までのトータルの時間が短くなり、患者満足度が向上します。特に、高齢者や体調の悪い患者にとって、長時間の待機は大きな負担ですので、待ち時間の軽減は非常に喜ばれる改善です。さらに、再診予約や次回診療案内を自動化するシステムとの連携も可能で、よりスムーズな診療体験を提供できます。

現金管理のミスを防止できる

現金の受け渡しを人手で行う場合、どうしても釣銭ミスや集計ミスなどのヒューマンエラーが発生しやすくなります。自動精算機を導入すれば、こうした現金管理上のリスクを大幅に減らすことができます。

機械が会計金額に応じた釣銭を正確に返し、入金された金額も正確に記録されるため、スタッフによる手計算や手動入力が不要になります。また、1日の売上集計も自動的に行える機種が多く、締め作業にかかる時間や労力も大きく削減できます。

現金の過不足や不正リスクを抑えられることは、クリニック経営においても大きな安心材料となります。特に、複数人で受付業務を行っている場合に発生しやすい金銭トラブルの防止にもつながります。結果として、業務の正確性と透明性が向上し、管理者・スタッフ双方の負担軽減が実現します。

 感染症対策として有効

自動精算機の導入は、感染症対策の面でも非常に有効です。特に新型コロナウイルス以降、クリニックでは「非接触対応」が強く求められるようになりました。自動精算機を活用することで、患者とスタッフとの現金やカードの手渡しを避け、接触機会を大幅に減らすことができます。

また、セルフ操作式の端末は、非接触ICカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済にも対応しており、タッチレスな会計が可能です。加えて、端末には抗菌処理が施されているモデルもあり、タッチパネルに対する不安も軽減されます。

感染症の流行期には、受付での対面接触を最小限に抑えることで、患者・スタッフ双方の安全を守る環境づくりが求められます。こうした対応は、患者の安心感にもつながり、クリニックの信頼性向上にも寄与します。

スタッフ不足への対応が可能

医療業界では慢性的な人手不足が問題となっており、受付スタッフを十分に確保できないクリニックも少なくありません。そうした中で、自動精算機の導入はスタッフ不足を補う有効な手段となります。

自動精算機により、従来は人手を要していた会計・領収書発行業務を機械が担うことで、受付業務に必要な人員を削減できます。結果として、限られたスタッフ数でもスムーズな運営が可能になり、既存スタッフの業務負担も軽減されます。

特に、急な欠員や短時間勤務者が多い環境では、人的リスクの低減にもつながります。さらに、職員の業務効率が向上すれば、より質の高い患者対応や医療補助業務に集中することができ、サービス全体の質も向上します。

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クリニックに自動精算機を導入するデメリット

ここからは、クリニックに自動精算機を導入するデメリットについて解説します。

初期導入コストが高い

自動精算機を導入する際の大きな課題の一つは、初期導入コストの高さです。機種によって異なりますが、一般的な自動精算機の価格は数十万円から数百万円に及ぶことがあり、さらに設置工事費、システム設定費、保守契約などの関連費用も加わります。

また、電子カルテやレセプトコンピュータとの連携機能を追加する場合、その分コストが上乗せされることになります。小規模クリニックや開業間もない医療機関にとっては、この初期投資が経営上の大きな負担となる可能性があります。

補助金の活用も選択肢の一つですが、申請手続きや採択までの時間も考慮しなければなりません。導入に際しては、投資回収期間や運用効果をシミュレーションし、コストと効果のバランスを慎重に検討する必要があります。

高齢者への操作負担がある

自動精算機は効率的な運営を実現する一方で、高齢の患者にとっては操作が難しいと感じることがあります。タッチパネルや複数の選択肢が表示されるUIは、デジタル機器に不慣れな高齢者にとっては混乱のもととなり、かえって時間がかかるケースもあります。

特に、視覚や聴覚に障がいを持つ方や認知機能が低下している方にとっては、自力での精算が難しいこともあるため、補助が必要です。そのため、有人対応の受付を完全になくすことはできず、スタッフがサポートできる体制を併用する必要があります。

また、高齢者向けに画面の文字サイズや音声案内のカスタマイズが可能な機種を選ぶなど、機器の選定にも配慮が求められます。全ての患者にとって利便性があるとは限らないという点は、導入前に十分考慮しておく必要があります。

トラブル発生時の対応が必要

自動精算機は便利で効率的なツールですが、機械である以上、トラブルが発生するリスクは避けられません。例えば、紙幣や硬貨の詰まり、釣銭切れ、画面フリーズ、ネットワーク障害など、さまざまな不具合が考えられます。こうしたトラブルが発生した際には、患者の会計が滞り、結果として受付が混乱しやすくなります。

特に会計処理に関するトラブルは信頼性にも関わるため、迅速かつ的確な対応が求められます。また、スタッフが機械に関する最低限の知識を持っていないと、解決までに時間がかかり、患者の不満につながる可能性もあります。

加えて、メーカーとの保守契約や定期点検などの運用管理コストも発生するため、導入後のサポート体制を含めたトータルでの計画が必要です。トラブル時の対応フローを事前に整備しておくことが不可欠です。

システム連携の課題がある

自動精算機を導入する際には、既存の電子カルテやレセプトコンピュータ、診療予約システムなどとの連携が求められますが、このシステム連携には技術的な課題が伴うことがあります。特に、既存のITインフラが古い、あるいはベンダーが異なる場合、互換性の問題や連携設定の複雑さがネックとなります。

また、精算機側が対応していないシステムを使用している場合、別途カスタマイズ費用が発生したり、連携自体が不可能なケースもあります。システム間の情報のタイムラグや不整合が生じれば、精算金額の誤表示などのトラブルにもつながりかねません。

したがって、導入前にはベンダーと綿密な打ち合わせを行い、事前の動作検証を徹底する必要があります。運用開始後のアップデートや保守体制も含めた長期的な視点で、連携の可否と運用性を確認することが重要です。

設置スペース・環境の制限

自動精算機の導入には、ある程度の設置スペースと適切な設置環境が必要です。機種によっては大型で、壁際やカウンターの奥に置けないものもあり、クリニックの待合室や受付スペースが限られている場合には設置が困難になることもあります。

また、電源やネットワーク回線の整備も必要であり、配線工事やネットワークセキュリティ対策なども追加で考慮しなければなりません。さらに、設置する位置によっては患者動線に支障をきたす場合があり、スムーズな導線設計や案内表示も求められます。

特にバリアフリー対応が必要なクリニックでは、設置場所の高さや幅の調整も重要な要素です。空間的・構造的な制約がある場合、導入可能な機種が限定されることもあるため、事前に現地調査を行い、レイアウトや導線に合わせた機種選定を行うことが求められます。

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