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小型券売機おすすめ10選|価格・サイズや選び方のポイントを解説!

小型券売機おすすめ

小型の券売機を導入したいけど、どこがおすすめ?

小型券売機の導入費用っていくら?

選び方のポイントってあるの?

このようにお悩みではないでしょうか。

今回の記事では、小型の券売機でおすすめのサービスについて解説します。

この記事を書いた人
レジコンシェル

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目次

小型券売機おすすめ10選

ここからは、小型券売機おすすめ10選を解説します。

スマレジ券売機

スマレジ券売機は、クラウド型POSレジ「スマレジ」と連携可能なセルフ券売機です。タッチパネル式の操作画面で、来店客が自ら注文と支払いを完結できる設計が特徴。特に飲食店やテイクアウト専門店、小規模店舗に適しています。

クラウド連携により、販売データをリアルタイムでスマレジと同期。店舗オペレーションの効率化が図れます。現金だけでなく、クレジットカードや電子マネー、QRコードなど多様な決済方式に対応しており、キャッシュレス時代のニーズに応える機能性を備えています。

また、省スペース設計で、限られたカウンター内でも設置可能。端末はタブレットをベースにしており、導入コストも比較的抑えられるのが魅力です。使いやすさと拡張性を両立しているため、初めて券売機を導入する店舗にも安心です。

価格目安100~150万円(目安)
月額コストプレミアムプラスプラン:1店舗につき8,800円/月
+月額1店舗11,000円(税込)/3台まで
サイズ高さ135 幅45 奥行34(cm)※参考

CASHIER POS(キャッシャーPOS)

CASHIER POSは、店舗規模や業種に応じた柔軟なカスタマイズが可能なクラウド型POSシステムです。セルフ券売機としての運用にも対応しており、飲食店、アパレル、物販店など幅広い業種で利用されています。特に、券売機端末としてはタブレットや専用端末を使用し、わかりやすいUIとスムーズな会計フローが特徴です。

釣銭機や決済端末とも連動可能で、無人化・省人化を実現。クラウド管理により、売上・在庫・顧客情報などを一元管理できる点も大きな利点です。電子マネー、クレジット、QRコード決済などキャッシュレス対応も充実しており、現代の多様な支払いニーズに対応。

導入から運用サポートまでの体制も整っており、初期導入の不安を軽減できる点でも高評価を得ています。機能の豊富さと安定性が魅力の製品です。

価格目安・キャッシュレス専用券売機 48万円〜
・現金+キャッシュレス券売機 138万円〜
月額コスト要お問い合わせ
サイズ高さ135 幅45 奥行33 (cm)※参考
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NECモバイルPOS

NECモバイルPOSは、大手NECが提供する信頼性の高いクラウド型POSサービスで、iPadやiPhoneをベースにしたモバイル運用が可能です。小型の券売機端末としても機能し、飲食店、イベント会場、移動販売などさまざまなシーンに適しています。最大の特徴は、オフラインでも利用可能な設計。

ネット接続が不安定な場所でもスムーズに販売業務を行えます。また、クレジットカードや各種キャッシュレス決済にも対応しており、柔軟な支払い方式を実現。NECならではの堅牢なセキュリティ対策が施されているため、顧客情報や決済データの管理も安心です。

クラウド連携により、本部や他店舗とのリアルタイムデータ共有も可能。操作画面が直感的で、スタッフ教育の時間短縮にも貢献します。多店舗展開を考えている事業者に特におすすめの券売機ソリューションです。

価格
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POS+

出典:https://www.postas.co.jp/service/option/postas-selfregi/

POS+(ポスタス)は、セルフレジや券売機にも対応したオールインワンPOSソリューションです。飲食業に特化した設計がされており、特にカフェやファストフード店、フードコートなどで多く採用されています。POS+の券売機はタッチパネル式で、視認性が高く、年齢層を問わず誰でも簡単に操作可能。

券売操作から決済までワンストップで完了することで、注文の正確性が向上し、ホール業務の負担も軽減します。また、POS+はクラウドベースで、リアルタイムで売上状況や商品別の販売数などをチェック可能。

キャッシュレス決済はもちろん、LINE連携なども可能で、集客やリピーター施策にもつなげやすいのが特徴です。飲食店運営を総合的に支える強力なツールとして、今後ますます注目される券売機システムのひとつです。

価格目安要お問い合わせ
月額コスト月額14,000円〜
サイズ高さ47 幅49 奥行60 (cm)※参考
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Operal VMT-600

https://www.mamiya-op.co.jp/products/electroric/operal/vmt600/

Operal VMT-600は、セルフオーダーに特化した券売機で、主に飲食店やフードコート、学食などで利用されている小型端末です。直感的なタッチ操作で注文から会計までスムーズに完了できるユーザーインターフェースが特徴で、外国語対応や画像表示など、来店客への案内機能も充実しています。

また、現金・キャッシュレスの両方に対応し、利用客の支払いスタイルに柔軟に対応可能です。設置スペースも小さく、省スペースを求められる場所でも導入しやすいのがメリット。

管理者側は売上や注文状況をリアルタイムで把握できるため、業務効率の改善にもつながります。周辺機器との連携もスムーズで、厨房用プリンターやキッチンディスプレイとの接続でバックヤードのオペレーションも円滑に。機能性と拡張性を兼ね備えた、小規模店舗にも導入しやすい券売機です。

価格目安569,800円〜
月額コスト要お問い合わせ
サイズW340×D250×H550
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DeliousLio

https://www.teraokaseiko.com/jp/products/PRD00415/

DeliousLioは、寺岡精工が開発したクラウド型のセルフオーダー券売機で、主に飲食店向けに設計されています。特徴的なのは、顧客がタッチパネルで商品を選び、支払いまでを自分で完結できるセルフ対応型の設計です。

非接触ニーズが高まる中で衛生的かつスムーズな注文体験を提供し、待ち時間の削減やスタッフの業務負荷軽減にも寄与します。さらに、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などキャッシュレス決済にも幅広く対応しており、現代の決済トレンドにマッチしています。

外国語対応や視覚的に分かりやすい画面設計もあり、訪日外国人にも優しい設計。加えて、売上やオーダーデータはクラウド上でリアルタイムに管理でき、本部と店舗間の情報共有もスムーズ。省スペースで設置可能なため、小型店舗やテイクアウト専門店にも最適なモデルです。

価格目安300万円〜
月額コスト要お問い合わせ
サイズW560×D722×H927
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 tenpos Ticket(テンポスチケット)

https://www.tenpos.jp/selforder/ticket.html

tenpos Ticketは、飲食店の開業支援などで知られるテンポスバスターズが展開する、小型のiPadベース券売機です。最大の特徴は、低コストで導入できる点と、簡易な操作性にあります。

券売機本体はiPadを利用して構成されており、POSレジや決済端末と連携することで、オーダーから会計までを一元管理することが可能。テーブルオーダーにも対応しているため、客席からの注文にも使え、回転率の向上や業務効率化に貢献します。

キャッシュレス決済はもちろんのこと、キッチンプリンタとの連携や、メニューのクラウド編集機能も搭載。クラウドを通じて複数店舗のデータ管理も可能で、チェーン展開を考える事業者にも適しています。

また、シンプルなUI設計のため、スタッフの教育コストが少なく済むのも大きなメリットです。導入コストを抑えたい飲食店に最適です。

価格目安1,540,000円
月額コスト要お問い合わせ
サイズW480×D540×H130
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T-D21TV-卓上型

https://self-regi.jp/sr-type/type011/

T-D21TV-卓上型は、22インチの縦型大型タッチパネルを搭載した省スペース型の卓上券売機です。飲食店やフードコート、レジャー施設など多用途に対応できる汎用性の高いモデルで、セルフオーダーと支払いが1台で完結します。

視認性の高い大画面により、年配の方や外国人観光客でも直感的に操作できる設計が魅力。日本語、英語、中国語、韓国語といった多言語に対応しており、インバウンド対応も万全です。決済面では、現金に加えて、クレジットカード、電子マネー、QRコードなど、あらゆるキャッシュレス決済に対応可能。

オーダー情報はキッチンプリンタやKDS(キッチンディスプレイ)に自動送信され、厨房との連携もスムーズです。見た目もスタイリッシュで、店舗の雰囲気を壊さず導入できるのもポイント。機能性とデザイン性を兼ね備えた、ハイスペックな卓上券売機です。

価格目安要お問い合わせ
月額コスト要問い合わせ
サイズW495×D340×H675
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 FK-AE30

https://www.fujitaka.com/products/detail/post-7106/

FK-AE30は、コンパクトで使いやすさを重視したスタンダードな券売機モデルで、飲食店を中心に幅広く導入されています。低額紙幣(1,000円札)に対応しており、小規模店舗や現金主体の業態に特に適しています。

コンパクトながら、売上管理やメニュー設定などの基本機能が充実しており、導入から運用までがスムーズ。前面排出・装填タイプでメンテナンス性も高く、設置スペースが限られる店舗にも対応可能です。

また、操作パネルは直感的で、年配の方でも扱いやすい設計となっており、導入に際してのスタッフ教育も最小限で済みます。

オプションで券面カスタマイズや印刷形式変更も可能。シンプルながら堅牢な構造で長期的な運用にも向いており、「まずは基本から」という店舗にとっては非常にコストパフォーマンスの高い選択肢となります。

価格目安1,010,900円(税込)
月額コスト要お問い合わせ
サイズW450×D250×H1,430(700)
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KT-124NN

https://www.shibaura.co.jp/smv/products/kenbaiki/kenbaiki_06.html

KT-124NNは、エルコムジャパンが製造する卓上型の小型券売機で、現金決済を基本としつつも、省スペース設計と高い操作性が魅力です。このモデルは、主に小規模な飲食店、移動販売、イベントブースなどで活躍しています。

幅約31cm、奥行25cmというコンパクト設計で、レジカウンターの上にも設置可能。1,000円紙幣に対応しており、釣り銭機構も内蔵。操作パネルはシンプルで、最大24種類のメニューをボタン1つで選択・発券できます。

視覚的にも分かりやすく、ボタンにはラベルや写真を貼ることが可能。オプションで多言語対応や非接触機能の追加もでき、今後の拡張性も確保されています。停電時には電源供給ができない点には注意が必要ですが、低価格・低負担で導入したい事業者には非常におすすめのモデルです。

価格目安555,500円
月額コスト要お問い合わせ
サイズW310×D250×H575
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小型券売機の選び方|失敗しないチェックポイント

ここからは小型券売機の選び方で失敗しないチェックポイントを解説します。

設置スペースと本体寸法を確認しておく

小型券売機を導入する際、まず確認すべきは「設置スペースと本体の寸法」です。どれだけ高機能でも、実際の店舗に収まらなければ意味がありません。特にカウンターや厨房周りなどスペースが限られている飲食店では、コンパクトなサイズの機種を選ぶことが重要です。

券売機には卓上型・スタンド型などがあり、設置場所に応じて適切なタイプを選ぶ必要があります。寸法だけでなく、扉の開閉スペース、釣銭補充やメンテナンス作業の余裕も考慮すると良いでしょう。

また、客側の操作空間にも配慮し、画面の見やすさや操作のしやすさを確保できるレイアウトにすることも大切です。設置場所の環境(湿度、照明、コンセントの位置など)もあわせて確認し、実際の運用をシミュレーションしながら選定すると失敗しにくくなります。

対応決済手段(現金/キャッシュレス)を確認する

現在、キャッシュレス化が進む中で、小型券売機にも「多様な決済手段への対応」が求められています。

基本的に、現金対応の券売機が主流ですが、それに加えてクレジットカード、電子マネー(交通系IC、iD、QUICPayなど)、QRコード決済(PayPay、LINE Payなど)への対応が可能かどうかは、導入前に必ず確認すべきポイントです。

特に都市部ではキャッシュレス決済のニーズが高く、非対応だと機会損失につながることも。逆に、現金メインのエリアでは高機能すぎる券売機がオーバースペックになる可能性もあります。

導入後に決済手段を追加できるモデルもあるため、将来の拡張性も含めて検討すると良いでしょう。また、キャッシュレス導入時には決済端末との連携や、ネット接続環境の整備も必要になるため、システム構成全体を見て選定することが重要です。

メニュー数や画面サイズをチェックしておく

券売機を選ぶ際には「表示できるメニュー数」や「画面サイズ」も重要なチェックポイントです。特に多品目を取り扱う飲食店では、登録可能なメニュー数が少ないと不便になります。

ボタン数やページ切り替え機能、カテゴリ分けの柔軟性なども確認しましょう。また、画面サイズが小さいと操作しにくく、誤操作の原因になります。視認性が高く、誰でも直感的に操作できるUI(ユーザーインターフェース)を備えた製品を選ぶのがおすすめです。

特に高齢者や外国人観光客が多い店舗では、文字サイズやアイコンの大きさも操作性に直結します。最近では、大型タッチパネルを備えたモデルや、画像付きメニュー表示ができる機種も増えており、視覚的なわかりやすさが求められています。

実機のデモを試すなどして、自店の客層に適した画面設計かを確認しておくと安心です。

対応する券の種類(レシートタイプ/厚紙券など)をチェックする

小型券売機は、発行される「券の種類」にも違いがあります。主に2タイプがあり、1つは感熱紙によるレシートタイプ、もう1つは厚紙タイプのチケットです。レシートタイプはコストが安く、スピーディな発券が可能で、主に飲食店やテイクアウト店に適しています。

一方、厚紙タイプは耐久性があり、レジャー施設やイベント会場などでの利用に向いています。また、店舗のオペレーションにより、引換券や順番待ち券、整理券としての活用も可能です。

発券形式の選択によって、顧客体験や業務効率に大きな違いが出るため、用途や業態に応じて最適な券種を選ぶことが大切です。加えて、印刷内容(店舗ロゴ、日時、商品名など)をカスタマイズできるかどうか、フォントや印刷位置の自由度なども事前に確認しておきましょう。

POS・キッチンプリンターとの連携可否を確認する

券売機を導入するだけでなく、店舗全体の業務効率を高めるためには、「POSレジ」や「キッチンプリンター」との連携が可能かどうかも非常に重要です。たとえば、POSシステムと連携すれば、売上データをリアルタイムで管理でき、在庫や顧客データとの統合も可能になります。

また、注文内容をキッチンプリンターに自動送信することで、厨房との連携がスムーズになり、オーダーミスの削減や提供時間の短縮につながります。連携機能には、USB・LAN接続・Bluetoothなどさまざまな方法があるため、自店舗のネットワーク環境に適した方式を選ぶ必要があります。

すでにPOSシステムを導入している場合は、そのシステムと互換性があるか、メーカーに事前に確認しておくことが重要です。業務の効率化と省人化を実現するためのカギとなるチェックポイントです。

保守・サポート体制の充実度をチェックする

小型券売機は、日々の店舗運営を支える重要な設備です。万が一のトラブルに備えて、「保守・サポート体制」が充実しているかどうかも必ずチェックしましょう。例えば、365日対応のコールセンター、現場出張対応の有無、リモートメンテナンス機能の有無などは、運用時の安心感につながります。

また、故障時の代替機提供や部品の在庫体制など、アフターサポートの手厚さは、トラブル発生時の損失を最小限に抑えるために重要です。サポート内容はメーカーや販売代理店によって異なりますので、契約前に詳細な条件や費用を明確にしておくべきです。

また、ソフトウェアのアップデート対応や、キャッシュレス決済機能の拡張性など、将来的な機能追加の可否も確認しておくと、長期的に安心して使用できます。価格だけでなく「サポート品質」も選定基準に加えるべきです。

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小型券売機の価格相場と内訳

ここからは、小型券売機の価格相場と内訳を解説します。

本体価格の目安(新品・中古)

まずは、本体価格の目安について解説します。

キャッシュレス専用機

キャッシュレス専用の小型券売機は、現金処理機構が不要なため、構造がシンプルで比較的安価に導入できるのが特徴です。新品の場合、端末本体の価格は約15万円〜30万円程度が目安となります。iPadをベースにしたシステムや、省スペースのスタンド型端末であれば、さらに安価に抑えられることもあります。

ただし、キャッシュレス決済端末(クレジットカードリーダーやQRコードスキャナー)を別途導入する必要があり、月額利用料や決済手数料も発生する点は考慮が必要です。

中古市場では、10万円前後から購入できる機種もありますが、決済端末が古く最新のキャッシュレス規格に対応していない場合もあるため、注意が必要です。導入コストを抑えたいが、現金を扱わない業態(無人店舗やテイクアウト専門店など)には非常に有効な選択肢です。

現金+キャッシュレス対応機の価格目安(新品・中古)

現金とキャッシュレス両方に対応した券売機は、多機能・高性能である分、価格も高めの傾向があります。新品の場合、本体価格はおおむね50万円〜100万円程度が目安です。

釣銭機や紙幣識別装置、各種決済端末が内蔵されているため、初期コストは高くなりますが、あらゆる支払い方法に対応できる利便性と集客力があります。また、飲食店やレジャー施設などでは、依然として現金需要も根強く、キャッシュレスのみでは機会損失につながる場合があるため、このタイプの機種が選ばれることが多いです。

中古機では、30万円〜60万円前後で取引されることが多いですが、内部機器の状態や保守対応の可否は事前にしっかり確認が必要です。初期投資は大きいものの、幅広い顧客ニーズに対応しやすいため、長期的な運用を考えると高コスパな選択となるケースもあります。

初期費用(設置や初期設定など)

小型券売機の本体価格は、対応機能やメーカーによって大きく異なります。まず新品の場合、キャッシュレス専用機であれば15万~30万円程度、現金対応+キャッシュレス対応機では50万~100万円以上になることもあります。

価格が高くなる理由は、釣銭機や紙幣処理ユニット、各種決済端末など複雑な機構が必要となるためです。一方、中古機であれば、キャッシュレス機で10万円前後、現金対応機で30万〜60万円程度が相場となります。

ただし中古機は、対応している決済方式が古い可能性や、サポートが終了している場合もあるため、購入時には動作確認・サポートの有無を必ず確認することが重要です。また、中古でも釣銭機やプリンターなどが別売りになっている場合があるので、総合的な見積もりが必要です。

初期費用(設置や初期設定など)

券売機の導入には本体価格以外にもさまざまな初期費用がかかります。まず、設置費用としては、専門業者による搬入・設置作業が必要で、相場は1万円〜5万円前後。特に重量のある機種や、電源・ネット回線の確保が必要な場合は、追加工事が発生することもあります。

また、初期設定費用としては、メニュー登録、決済端末との連携設定、ネットワーク接続などがあり、こちらは3万〜10万円程度が目安です。これらは機種の機能数や導入店舗数によっても変動します。

加えて、メニュー表示の画像作成やロゴ設定などのカスタマイズが発生する場合は、外注費が別途かかることもあります。特に初めて券売機を導入する事業者にとっては、見落としやすいポイントなので、購入前に総費用を見積もっておくことが重要です。

周辺機器に掛かる費用

券売機単体では完結しないケースも多く、周辺機器の導入が必要になります。代表的な周辺機器には、キッチンプリンター、外部モニター、キャッシュドロア、ネットワーク機器(ルーター、ハブなど)があります。

特に飲食店では、キッチンとの連携を行うためのキッチンプリンターが必須となることが多く、その費用は3万円〜7万円前後が相場です。また、メニューを視認性よく表示するための外部ディスプレイは、1万円〜3万円程度で導入可能。

Wi-Fiや有線LANのインフラが整っていない場合、ネットワーク機器の購入・設定費用として1万〜2万円が追加されることもあります。さらに、POSシステムやオーダーエントリーシステムと連携させる場合、ライセンス費や接続モジュールなどの費用が発生します。

周辺機器は店舗の業態や運用方法によって必要なものが異なるため、導入前に使用環境に合わせて必要な機器をリストアップし、予算を組んでおくことが重要です。

保守・メンテナンス費用

券売機は日常的に使われる設備であり、長期間トラブルなく運用するためには保守・メンテナンス契約が重要です。保守費用の相場は、年間で3万円〜10万円程度が一般的です。契約内容には、故障時の修理対応(出張・部品交換など)、電話サポート、定期点検、リモートメンテナンスなどが含まれます。

24時間365日の緊急対応が可能なプレミアムプランになると、年間10万円を超えるケースもあります。一方で、保守契約を結ばない「スポット対応」の場合、1回の修理で数万円以上かかることもあり、コストとリスクのバランスを考慮する必要があります。

また、ソフトウェアのアップデートや新しい決済手段への対応可否など、将来的なメンテナンス性も重要な要素です。特にキャッシュレス対応機では、決済事業者やネットワークの更新に伴う対応が必要になることもあり、保守契約をしっかりと確認・締結することが安心運用のカギとなります。

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小型券売機を導入するメリット

ここからは、小型券売機を導入するメリットについて解説します。

省スペースで設置することができる

小型券売機の最大の利点のひとつが、省スペースで設置できるという点です。従来の大型券売機に比べ、設置面積が非常にコンパクトなため、狭小店舗やカウンター横、テイクアウト専門店など、限られたスペースしかない場所にも無理なく導入できます。

卓上型のモデルであれば、わずか30cm四方程度のスペースがあれば設置可能なものもあり、厨房や接客スペースの邪魔をすることがありません。さらに、スタンド型や壁掛けタイプなど、多様な設置方式が選べる機種もあり、店舗のレイアウトに応じて柔軟に対応可能です。

特に都市部の飲食店では、1席でも多く確保したいというニーズが強く、POSや券売機に大きなスペースを取られるのは大きなデメリット。その点、小型券売機であればスペース効率を最大化しつつ、業務効率化を図ることができ、非常に実用的です。

人件費を削減できる

小型券売機の導入によって、業務の一部を自動化できるため、人件費の削減につながります。特に注文受付や会計業務といったフロント業務を券売機に任せることで、スタッフの人数を最小限に抑えられます。

例えば、ランチタイムや繁忙期など、集中して人手が必要になる時間帯でも、券売機がオーダー処理を担うことで、スタッフは調理や提供に専念でき、効率的なオペレーションが実現します。

また、注文ミスや会計ミスも減少し、結果的にトラブル対応やロスの削減にもつながります。さらに、無人販売所や24時間営業の無人店舗でも、小型券売機を活用すればスタッフを常駐させる必要がなく、人件費ゼロで営業が可能になります。

このため、人材不足に悩む小規模店舗やスタートアップ飲食店でも、安定した運営が可能になり、初期投資以上のコストメリットを享受することができます。

売上分析や顧客管理が充実する

近年の小型券売機は、単なる販売機能だけでなく、売上分析や顧客管理機能を備えたものが多くなっています。クラウド連携が可能なモデルでは、リアルタイムで売上データを確認でき、時間帯別、商品別の売上状況がひと目で把握できます。

このため、人気商品の把握や、曜日・時間帯ごとの客足の傾向を分析することができ、仕入れや人員配置の最適化に活用可能です。また、会員機能やポイント連携を備えた券売機では、顧客情報の収集・分析もできるため、リピート率の向上や顧客満足度アップにも貢献します。

さらに、複数店舗を運営している場合でも、各店のデータを一元管理できる機種が増えており、経営判断の迅速化にもつながります。Excelや他の会計ソフトと連携可能な場合もあり、事務作業の効率化にも寄与します。単なる「発券機」から、「経営ツール」へと進化している点が大きな魅力です。

 キャッシュレス決済に対応できる

小型券売機の多くは、クレジットカード、電子マネー、QRコードなど、各種キャッシュレス決済に対応しており、現代の消費者ニーズにしっかりと応えられます。特に若年層やインバウンド顧客にとっては、現金を持ち歩かずスマートに決済を済ませたいという傾向が強く、キャッシュレス対応が集客の鍵を握ることもあります。

キャッシュレス決済は会計処理が早く、釣銭ミスや現金管理の手間が不要なため、業務の効率化にもつながります。また、POSレジや売上管理システムと連携することで、売上データを自動で取り込むことができ、会計業務の省力化も実現しています。

店舗側にとっては、現金の持ち歩きリスクや盗難リスクを軽減できるというメリットもあります。導入初期には決済会社との契約や設定作業が必要になりますが、長期的に見ると省人化・高速化・顧客満足度の向上といった多くのメリットをもたらすでしょう。

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小型券売機を導入するデメリット

ここからは、小型券売機を導入するデメリットについて解説します。

ボタン数が少ない

小型券売機は、省スペースに特化した設計のため、必然的に操作ボタンや表示可能なメニュー数が制限される傾向にあります。特に物理ボタン式のモデルでは、ボタン数が10~20個程度に限られ、メニュー数が多い店舗ではすべての商品を表示しきれないことがあります。

タッチパネル型であっても、画面が小さいとページ切り替えが多くなり、ユーザーの操作性が下がるリスクがあります。そのため、頻繁にメニューの入れ替えを行う店舗や、季節ごとに限定商品を多く展開するような業態では、小型券売機の画面設計に工夫が必要となります。

また、操作に不慣れな顧客にとっては、商品が見つかりにくい・誤操作が起きやすいなどの不満につながる可能性もあるため、導入前に実際の画面配置やメニュー構成を事前に検討し、使いやすさを重視した設計にする必要があります。

釣銭収納枚数が少ない

小型券売機は筐体がコンパクトである分、内部の釣銭ユニットの容量も限られています。そのため、釣銭(硬貨・紙幣)の収納枚数が少なく、頻繁な補充や回収が必要になる点がデメリットとして挙げられます。特に現金利用が多い店舗では、ピークタイムに釣銭切れが発生し、運用が一時停止してしまうリスクもあります。

小型モデルの多くは1,000円札のみに対応しているものも多く、5,000円札や10,000円札に非対応の機種では、事前に「両替」の案内を設けるなどの対策が求められます。

また、釣銭が不足した場合には、営業中であってもスタッフが都度対応しなければならず、省人化という本来の目的が損なわれる可能性もあります。現金比率が高いエリアでの運用や、1日あたりの来店客数が多い店舗では、定期的な補充スケジュールを設けるなど、運用面での工夫が必要です。

導入コスト・管理コストが掛かる

小型であっても、券売機は業務用機器であるため、一定の初期投資が必要です。機種によっては新品で数十万円、中古でも十数万円以上の費用がかかるほか、設置費用、初期設定費、メニュー登録費などが別途発生するケースも多くあります。

また、キャッシュレス決済端末との連携には、月額の通信費や決済手数料がかかるため、ランニングコストも見落とせません。さらに、券売機には定期的な保守やメンテナンスが必要で、メーカーとの保守契約には年間3〜10万円程度がかかることもあります。

故障時の対応や、決済システムのアップデートなども定期的に発生するため、管理担当者の手間も少なからずかかります。特に、導入前にこれらのトータルコストを見積もっていない場合、想定以上の出費になるリスクがあるため、事前に運用コストの全体像を把握しておくことが重要です。

使い方が分からない顧客へのサポートが必要

小型券売機は、操作が簡単になるよう設計されていますが、それでもすべての顧客が直感的に使えるとは限りません。特に高齢者やITに不慣れな方、外国人観光客などは、タッチパネル操作や決済の手順に戸惑うケースもあります。

メニュー構成が複雑だったり、言語対応が不十分な機種では、さらに混乱を招くこともあります。結果として、スタッフがサポートに回る必要があり、本来の省人化効果が発揮できなくなる場合もあります。トラブル時や決済エラー時の対応も求められるため、一定の教育やマニュアル整備が必要になります。

また、外国語表示ができる機種であっても、表示内容が不自然だったり、文字サイズが小さいと、視認性に難があることも。導入時には、ユーザーが迷わないUI設計や、案内ポップ、スタッフの簡易説明マニュアルなどを準備し、顧客対応に備えることが求められます。

メーカー選びが手間になる

現在、小型券売機市場にはさまざまなメーカーが参入しており、それぞれ異なる機能・デザイン・価格帯を提供しています。そのため、自店に最適な機種やメーカーを選定するのに時間と労力がかかるのが現実です。

例えば、現金対応の有無、キャッシュレス機能、クラウド連携、POSとの連携可否など、比較検討すべきポイントは多岐にわたります。また、同じように見える機種でも、保守体制の充実度やアップデート対応、保証内容に差があるため、価格だけで判断すると後悔する可能性もあります。

さらに、導入後のサポート体制が不十分なメーカーを選んでしまうと、故障時の対応に時間がかかり、営業に支障をきたすことも。事前に複数社から見積もりを取り、デモ機を確認し、導入事例やサポート体制の実績を調べるなど、慎重に比較検討することが大切です。

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小型券売機の導入で利用できる補助金は?

ここからは、小型券売機の導入で利用できる補助金について解説します。

IT導入補助金

IT導入補助金は、ITツールやソフトウェアを導入して業務の効率化や生産性向上を目指す中小企業・小規模事業者向けの支援制度です。小型券売機も業務効率化に貢献するツールとして認められ、導入費用の一部を補助してもらうことができます。

特徴

  • 補助対象:企業が業務改善を目的として導入するITツール(ソフトウェア、ハードウェア、サービスなど)に対して支給されます。小型券売機も、POSシステムや決済システムの一環として、ITツールとして認められるため、対象となります。
  • 補助額・補助率:補助率は通常1/2、特別枠では2/3まで支給されることがあります。上限額は、通常枠で最大450万円、特別枠で最大750万円です。特に、キャッシュレス決済機能を備えた小型券売機を導入する際には、特別枠が適用される可能性もあります。
  • 申請手続き:事業者は、IT導入支援事業者と連携し、ITツールの導入計画を立てて申請を行います。審査を経て、補助金が交付されるため、事前に必要書類や申請方法を確認しておくことが大切です。

IT導入補助金は、主に業務のデジタル化を進めるための支援金であるため、効率化と生産性向上を目指す小型券売機の導入に非常に適した補助金です。

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、製造業を中心に、中小企業が生産性向上や新製品開発を目的として設備投資を行う際に利用できる補助金制度です。小型券売機の導入も、生産性の向上や業務の効率化を目指すものとして対象に含まれることがあります。

特徴

  • 補助対象:生産性向上や新技術の導入、業務改善を目的とした設備投資が補助対象です。小型券売機を導入することで業務効率が向上し、生産性が改善される場合、その設備投資に対する補助金を申請できます。
  • 補助額・補助率:補助率は通常1/2、上限額は最大1,250万円となっており、規模や事業内容によってはさらに高額の補助が支給される場合もあります。特に高額な機器導入が求められる業態や、新しい技術を取り入れた場合には、より多くの補助金を受け取ることができます。
  • 申請手続き:ものづくり補助金は、事業計画書を提出し、審査を通過した後に交付される形になります。申請には一定の準備が必要ですが、申請が通れば高額の補助金が支給されるため、事業の初期投資を大きく削減できます。

小型券売機が生産性向上のために導入される場合、この補助金を活用することで、業務効率化のための設備投資を支援してもらうことができます。

業務改善助成金

業務改善助成金は、事業者が最低賃金を引き上げるとともに業務の効率化を進めるために必要な設備投資や改善活動を支援する助成金です。小型券売機を導入することで、業務の効率化や省力化が進むため、この助成金が利用可能な場合もあります。

特徴

  • 補助対象:業務改善を目的として導入する設備やシステムが対象となります。小型券売機も、業務の効率化を進めるための機器として、助成金の対象となり得ます。特に人手不足の解消や業務負担の軽減を目的として、小型券売機を導入する事業者に対して支援が行われます。
  • 助成額・助成率:助成率は最大3/4で、上限額は最大600万円となっています。事業者が業務効率化のために新たな機器やシステムを導入する際に、この助成金を利用することで、負担を軽減できます。
  • 申請手続き:申請には事業計画書を提出し、審査に通過する必要があります。手続きは比較的簡素化されていますが、対象経費を明確にし、適切に申請を行うことが求められます。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が事業の継続や発展を目的として行う販路開拓や業務効率化を支援する補助金です。この補助金を活用することで、小型券売機を導入して業務の効率化を進める際に必要な費用を一部補助してもらうことができます。

特徴

  • 補助対象:事業の持続化や業務改善を目的とする設備投資が対象です。小型券売機は、業務の効率化や顧客サービスの向上に貢献するため、適用される可能性があります。特に、業務の効率化や人件費の削減を目的とする場合には、この補助金を活用できます。
  • 補助額・補助率:補助率は最大2/3、上限額は通常枠で50万円、特別枠で最大200万円です。販路開拓や顧客対応の効率化を進めるための投資として、小型券売機を活用することができます。
  • 申請手続き:商工会議所や商工会を通じて申請を行います。申請には事業計画書や経費の見積もりが必要です。

小規模事業者持続化補助金は、特に小規模事業者が効率化を進めるために導入する設備やシステムの費用をサポートするため、小型券売機導入時に利用できる補助金の一つです。

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